

【治療費】
初診料1,580円、処置料105,000円(税込)
正面を見た状態でまぶたが、角膜が覆いかぶさって、視野が狭くなっている状態であれば手術の適応があります。重症度によって手術方法は異なりますが、多くの場合、眼瞼挙筋前転法もしくは短縮法を用いています。この手術は、まぶたを引き上げる筋肉や腱膜が薄くなったり伸びたりするため、まぶたが上がりにくくなるため、この伸びきった筋肉や腱膜を折り畳むようにして修復することにより、まぶたを上げやすくします。
※眼瞼下垂症の手術は、健康保険の適応になります。
逆まつ毛の治療を受けられる患者さんは、先天的にまつ毛が内側に向いており、常に角膜刺激症状が生じるため、結膜炎を起こし、徐々に視力低下を生じることがあります。 治療方法は、まぶたの皮膚を切開し、睫毛の毛根を外側に向ける処置を行い、いかに角膜から睫毛の向きを離れる方向にもっていくかが鍵となります。
陥没乳頭とは、乳頭が常時陥没している状態で、引き出そうとしても容易に突出しないものをいいます。一般的に陥没の程度により、重症度も治療方法も異なります。軽症のものは、乳頭周囲に皮膚が堤防状に高まりがあり中心部のみが陥没しているもので、重症のものは、乳管束という組織が乳頭を強く牽引しているため、陥没が生じます。このような場合、手術で一時的に改善したとしても、再発することがあります。また、将来、授乳するかどうかによっても手術方法は異なります。一概に陥没乳頭の治療といっても、様々な治療方法がありますので、専門の医療機関で診察並びに治療を受けることをお薦めます。
・将来、授乳の機会が予想されるが、乳頭の陥没のために授乳ができないと予想される場合や、過去に授乳の機会があったが、陥没乳頭のために授乳が出来ず乳腺炎などを生じた既往歴がある場合 ・乳頭陥凹部に脂垢がたまることにより、細菌感染を生じ乳腺炎を併発し、何度も切開排膿を行った既往がある場合 |
ヤケドや事故によるケガ、さらに手術などによって生じたキズ痕は、どのような場合でも残ります。まれに赤く広がり、かゆみや痛みを伴う状態(ケロイド)や、本来の傷より硬く大きく盛り上がる状態(肥厚性瘢痕)となり、色素沈着や凹凸を生じてきれいに治らず非常に目立つことがあります。特に、顔や腕などの目に見える露出部では、本当に気になるものです。このような場合、患部を除去した後、可能な限り目立たせないようにする工夫をしてキズ痕を修正していきます。
さらに重症のやけどを受傷し、適切な治療を受けても、治療後に皮膚に“ひきつれ”を生じ、腕や首などが自由に動かせない状態(瘢痕拘縮)が起こることがあります。このような場合、我々形成外科医は、“ひきつれ”を解除する手術を行います(瘢痕拘縮形成術)。
しかし、すべてのキズ痕を手術のみで治療できるというわけではなく、ステロイドの注射療法や、内服療法、外用療法で対応する場合もあります。特にケロイドになったキズ痕にメスを用いて除去した場合、再発し、除去する前よりも広範囲に広がり、痒みや赤みも増強することがあります。キズ痕の治療は、それほど単純なものではありません。それぞれの状態に応じて、専門の知識を持った医師が、的確な診断と治療方法を選択することが大切であるということです。
※キズ痕の治療は、健康保険の適応になります。陥入爪や巻き爪は、足白癬や爪白癬に合併することが多く、徐々に爪が変形してきます。この様な場合、白癬菌(水虫)が原因であれば内服・外用療法などで保存的治療を行います。しかし、感染による腫脹、痛みを頻回に繰り返す場合(爪周囲炎・ヒョウソウ)や重度の変形を認める場合は、積極的に外科的治療(爪を変形した部分のみを完全に除去する方法)を行っています。
やけど(熱傷)、切り傷、擦り傷などの初期治療も積極的に行っています。大したことがないと思って、放置していると感染症などの合併症を引き起こしたり、自己治療で簡単に治っても、適切な治療を行なわなかったために傷痕として残ってしまう場合があります。
このようなケガの初期治療も私たち形成外科医の重要な治療項目の一つです。
形成外科医が取り扱う病気として、口唇裂や口蓋裂、多指症や合指症、立ち耳や折れ耳などの耳の変形などの先天的な体表奇形、新鮮および陳旧性顔面骨骨折の再建も行っています。
これらの疾患の相談や治療も随時行なっています。
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