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ニキビ・アトピー性皮膚炎

ニキビ、アトピー性皮膚炎のお肌の悩み

アトピー性皮膚炎

遺伝的な体質に、環境因子(アレルギー、汗、乾燥、化学的刺激、物理的刺激、心理的ストレスなど)が複雑に関わって引き起こされます。
子供に多く、成長につれて症状が軽くなる傾向がありますが、それぞれの年齢によって症状や、症状が出やすい部位に違いがあり、成人になっても続いたり、一旦良くなっても、また症状が出てくる場合もあります。
かゆみを伴い、かくことによって悪化しますので、適切な治療で、症状をコントロールすることが大切です。良くなったり悪くなったりを繰り返しますが、落ち着いた状態が維持されると、自然に良くなることも期待できますので、当分の間と考え、治療を続けることが大切です。

ニキビ

思春期のニキビは、性ホルモンの働きが活発になり、皮脂の分泌が増加してできますが、20歳代以降にできる大人のニキビにはさまざまな原因があります。
その原因には、化粧品に含まれる不飽和脂肪酸がコメドを作りやすくすることや、皮膚のバリア機能の低下、乾燥肌、ストレスによるホルモンバランスの乱れ、便秘、間違ったスキンケア、不規則な生活などがあげられます。

ニキビの症状には種類があり、古い角質が詰まり、角栓ができて毛穴が詰まったり、性ホルモンの分泌量が増加して皮脂分泌が多量になったりすると、皮脂が毛穴の中にたまって、面ぽう(コメド)ができます。そこにアクネ菌が増殖すると炎症が起こり、赤く盛り上がって赤ニキビとなったり、膿がたまって膿疱となります。さらに炎症が進行すると、嚢腫となったり、強い炎症の後にはニキビ跡を残すことがあります。

おすすめ施術

ニキビ治療(尋常性ざ瘡)

ニキビの治療には、さまざまな方法があり、それぞれの症状に応じて適切な治療をご提案いたします。

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アトピー性皮膚炎

アトピー性皮膚炎では、ステロイドを極力使用せずに、自己の再生力を引き出すような治療に重点を置いています。

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ニキビ治療(尋常性ざ瘡)について

ニキビは毛穴に皮脂と毛穴の角質が溜まることが原因です(コメドの形成)。

ニキビの治療には、さまざまな方法があり、それぞれの症状に応じて適切な治療が行われます。治療効果が感じられるまで、多少個人差がありますので、すぐに効果がないからといってあきらめず、悪化させずに医師の指示通りに治療を続けましょう。

軽症のニキビであればコメドの形成を予防するトレチノイン(ディフェリンゲル)と常在性嫌気性細菌の繁殖を防ぐ過酸化ベンゾイル(ベピオゲル)の使用できれいになります。中等症から重症のニキビの場合抗生物質の内服を必ず行い瘢痕を残さないようにする事が必要です。時に漢方薬の内服が効果を示す場合があります。また、コメドを除く目的でケミカルピーリングを行うのも良いでしょう。また、コメドに対するアレルギー反応が重症化をおこしている例では少量のステロイドの内服治療も行います。

アトピー性皮膚炎の治療について

アトピー性皮膚炎のお悩み

全身の皮膚炎が長く続いてステロイド外用剤やタクロリムス外用剤を使いたくない方には中波長の紫外線の照射を週1~2回2~3カ月続けると皮膚炎が治まります。

アトピー性皮膚炎では、ステロイドを極力使用せずに、自己のバリアー機能の再生力を引き出すような治療に重点を置いています。保湿剤の使用方法や生活指導などから、漢方薬や免疫抑制剤の外用療法を用いた症状緩和療法を行っています。
基本的にアトピー性皮膚炎の緩解期間を可能な限り持続させることが、重要であると考えています。

アトピー性皮膚炎の治療

コナヒョウヒダニ

アトピー性皮膚炎の原因となるアレルゲンを含むコナヒョウヒダニ

アトピー性皮膚炎にかかる方は生まれつき皮膚のバリアー機能が正常の方の70~80%に落ちています。約30%の方がフィラグリンというバリアー物質の遺伝子に異常があることが最近分かりました。バリアー物質は他にもありますのでそれらの遺伝子の異常も明らかになるでしょう。
皮膚角層のバリアーを破壊するとどうなるかは、分解小麦タンパクを含んだ茶のしずく石けんを使用した大勢の方にうどんやパンのアレルギーが生じた事実で明らかです。欧米では以前からピーナツアレルギーの乳児の口の周囲の皮膚についたピーナツバターが経皮吸収されてピーナツアレルギーになったのではないかとの仮説が提唱されていました。従って、アトピー性皮膚炎の患者さまをひどい皮膚炎にならないようにするには普段からスキンケアーが大切なのです。皮膚炎になったらすぐに強いステロイド外用剤を用いて短期間に治すのがコツです。弱いステロイド外用剤でだらだらと時間をかけるのは間違いです。広範囲の皮膚の皮膚炎をそのままにしておくといろいろなアレルゲンが経皮吸収されていろいろな物質にアレルギーになって皮膚炎が治りにくくなってしまいます。

紫外線治療器(Nb-UVB)

紫外線治療器(Nb-UVB)

紫外線治療器(Nb-UVB)は乾癬、難治性のアトピー性皮膚炎、尋常性白班などの治療に用います。
乾癬は難治性皮膚病の一つで患者さまの生活の質(quality of life)が著しく損なわれる病気です。原因はIL-17という物質が体、特に皮膚に著しく増加するのが原因ですが、IL-17の増加を引き起こす真の原因は分かっていません。
大変高額な抗IL-17抗体療法が今盛んに行われていますが、非常に安価なメトトレキサート内服療法やNb-UVB光線療法も有効で本クリニックでも行っておりますのでぜひおいでください。

乾癬の症例(ひざ)

乾癬の症例(ひざ)

乾癬の症例(背中)

乾癬の症例(背中)

ニキビ治療・アトピー性皮膚炎の施術料金

湿疹・かぶれ・アトピー性皮膚炎・蕁麻疹・水虫・円形脱毛症・ニキビ・イボ・たこ・やけど・とびひ・水イボ・皮膚腫瘍(ホクロ、粉瘤、老人性イボ)・帯状疱疹・単純疱疹・薬疹・乾癬・掌せき膿疱症などは健康保険の対象になります。
※保険診療受診の際には、保険証を必ずお持ちください。