心斎橋藤井クリニック SHINSAIBASHI FUJII CLINIC

形成外科、美容外科なら心斎橋藤井クリニック

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鼻の治療

隆鼻術治療について

鼻の手術は技術的に、また仕上がりのイメージと患者さまのイメージを一致させるのが難しい治療です。
術前と術後のギャップが大きくなることもしばしばあります。
事前の診察で十分に時間をかけて担当医と相談し、安易な気持ちで手術を受ける事は極力避けましょう。

鼻、小鼻、低い鼻の悩み

日本人は、欧米人に比べて鼻は低く鼻翼の幅も広く、さらに皮膚が厚いため、鼻尖の形状が丸みを帯びている団子鼻を呈している。このために鼻に対するコンプレックスを抱いている日本人は、少なくないと言われており、美容外科手術の中でも頻度の高い手術の一つです。

鼻は顔の中心部に位置しており、容貌を特徴づける重要なパーツで、隆鼻術を行うということは、単純に鼻を高くするというだけではなく、顔全体のバランスを考えて形成しなければならないと考えています。一般的に鼻における悩みに関しては、低い鼻を高くしたい(隆鼻術)等、鼻の手術にはさまざまな手術方法があります。

当院の治療法

シリコンプロテーゼ

隆鼻術を行う場合、高さを出すために挿入する素材として、人工材料であるシリコンプロテーゼや、患者さま自身の骨や軟骨などを用います。いずれの材料にも利点や欠点があるため、患者さまの希望や条件に応じて選択するように心がけています。

シリコンプロテーゼは鼻腔内より挿入するため、顔面の皮膚には一切傷をつけることはありません。しかし、術後は鼻全体と眼周囲の腫れ、さらに皮下溢血がほとんどの場合認められます。従って、短期間で社会復帰することはできません。術後7日目ぐらいから徐々に腫れと溢血は改善され、2週間程度で落ち着いた状態になります(医学的には4週間程度)。

ヒアルロン酸

ヒアルロン酸

注入剤による隆鼻術では、ヒアルロン酸やコラーゲンなどのFillerを鼻根部・鼻背部の皮下深層骨膜上に注入して一時的に形を整えながら高く見せる方法の一つです。Fillerによる隆鼻術は、治療後の腫れや出血班が少なく、すぐに社会復帰が可能であるという利点がある反面、数カ月で体内に吸収されて消失してしまうため、繰り返し注入が必要となります。

院長からのメッセージ

鼻の美容外科手術は、技術的にも難しい手術の一つと言われ、また、術前と術後では、容貌の印象の変化が大きくなることがあります。
患者さまが思っていた鼻の印象と、実際にでき上がった鼻の形の間に大きなギャップが生じてしまう事もあります。事前の診察で十分に時間をかけて担当医と相談してから治療に望むようにしましょう。安易な気持ちで手術を受ける事は極力避けるべきだと考えています。